tabitamiの日記

日々を生きていくことが旅だ。たくさんの人=たみ。旅する民をラクガキスタイルで表現する。

表参道の裏通り

毎日暑いですね。

にぎやかな通りを抜けて

奥へ入ると意外にのどかです。

俺は一台の静かな車に出会いました。

うしろへまわって見てオート三輪だと

気がつきました。

タイヤはぺしゃんこでしたが、

存在感がいいんです。

ちょっと描かせていただきました。

なかなか思うように描けませんが、

オート三輪さんと対話した時間でした。

 

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こどもだった時

今、こどもが少ないという。

俺の小学生時代はこどもがあふれていた。

そしてバブル前の親たちは忙しかった。

こどもだった俺はマンガを描いていた。

ヘタクソで中途半端なマンガだ。

それでもせっせと描いた。

うちの家事を手伝っていた叔母が

バラバラのマンガを製本してくれた。

だから今でもここにある。

忙しい時間の中で一枚一枚マンガを

とじてまとめ、背表紙にタイトル文字まで

切り貼りしてある。

言葉では伝わらない何かを受けとめた。

それは大きな肯定感ともいえるものだ。

 

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新しいということ

いつの頃からか、町から本屋がなくなった。

小学生の頃に立ち読みした本屋は消えた。

時代が変わったのだという。

おれは時代とは関係ないと思っていた。

しかし、今ブログを書いている。

絵もフォトショップで色をつける。

誰もがやっていることだ。

時代にどっぷり流されている。

そんな現代、たった今、新しい発明が

開発されているのだ。

例えば、棒のようなスマフォが発明される。

重さは10g。

普及してしまえば常識だ。

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カフカ 変身 3

絵を描いていると頭が熱くなるというか、

なかなか冷静な判断がつかない。

パートナーに見せて感想をきくと、

「これはこれでいいんだけど・・・・・・」

しかたなく少し休む。

カフカについての本をパラパラと眺める。カフカは「変身」の虫の絵を本の表紙にすることを強く反対したという記述を見つける。

 

そうか、どうやら俺はカフカの変身の「変身」にこだわってしまったな〜と気がつく。

再び描く。今度は歌うひとの発表会というイメージの%を80%くらいにして・・・。

で、これに決めた。

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カフカ 変身 2

でも、何かちがうな。と感じる。

うたの発表会、カフカ、変身。

というキーワードを説明しすぎというかね。

次に何かわけのわからない変身した物体の絵も

描いてみた。

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変身大会のようになってしまった。

描いている俺はたのしいが・・・・。

カフカ 変身

うたの発表会のチラシを描くことになった。

俺の場合、だいたい文字も絵も手描きだ。

文字も絵のようなものだし、絵も文字のように描く。

とはいうものの、俺なりに紙の上で悩む。

今回は、カフカの変身を歌うという。

はじめは、虫に追い回される人ってイメージで

何枚か描いてみた。

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