長新太さん

魚や鳥や猫を見ていると

脱力感とか、浮遊感という言葉の意味が

ジワリとわかってくる。

そうか、こんなに柔らかく鋭く生きているのだな〜

そう感じるのです。

長新太さんの絵本もそんな感覚の世界です。

私が初めてお会いしたのは、

1990年代の日本橋丸善のサイン会でした。

まだ寒い日で鼻をかんでおられました。

隣に漫画家の永島慎二さんもおられました。

20代の私はただ憧れていた人物にお会いしたいと

ヒョコヒョコ出かけて行ったのでした。

その時はドキドキで何も会話ができませんでした。

のちに

「あなたはお父さんにそっくりだね」

と顔を覚えてもらうくらいにはなったのです。

しかしその頃にはご病気で、

あっという間に亡くなってしまわれた。

たくさんの長ファンを葬儀で目にした時に

偉大な仕事を成し遂げた人だったのだと

改めて感じました。

というわけで、長新太さんは永遠不滅です。

脱力、浮遊、変身、なんでもOK!

 

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長新太さん