キャベツの結球
最近、畑を始めた。
妻が。僕は観察。
どうですかね?
畑って、都内でやると大変だと思うのです。
比較的安価な区民農園があるのですが、
家から遠くて農具も自分で用意しなくちゃならない。
雑草もすぐ生えるからお隣さんに迷惑にならないように
マメに刈りに行かないといけないってことがあって、
夏が特に大変で挫折してしまいました。
車を持っていて、多少農業に慣れている人には何でもないことも
自転車に泥だらけのシャベルやカマを積み込むだけで
文句の耐えない作業となってしまったのでした。
すいません、根性なしなんで。
しばらくして、有料で無農薬の野菜作りを指導してもらいながら畑を貸して
くれる場所を見つけて、妻の希望で始めました。
1区画8㎡=約5畳
農具はそこで貸してくれる。長くつを置いておけるスペースと休憩室、
キレイなトイレもある。
で、一ヶ月の料金は・・・銀座千疋屋のプリン詰め合わせ8個ってところです。
まあ、僕はハナから収穫を期待してはいないのです。
ただ、土をいじってブラブラしたいだけ。
でも、妻の作業を見ていたら小鳥に葉を食べられないようにネットをかけたり、
雑草の根を残して刈り、土の表面を丸裸にしないように刈った雑草は畝の下に敷いたり、
水やりも肥料もやらないかわりにけっこう繊細。
微生物がバランス良く生きていける土を作るのだという。
ふ〜ん。そうか。なるほどねぇ。
僕は育ってきたキャベツを見つめる。
葉に包まれたキャベツの結球がかわいい。
猫の頭ほどの大きさでちんまり座ってる。