子どもの遊び
最近、ギターを手放しました。
欲しいという人がいて、あげたのです。
ギターといっても40年以上昔に購入したもので、ボロボロ。
僕が8歳の時からつきあってきたクラシックギターです。
そう、僕は子どもの頃ギターとピアノを習っていました。
ギターは8年、ピアノは10年も習ったのでした。
結果から言うとまーったくダメでしたね。
いつまでたっても楽譜は読めず、応用の効かない音楽能力でした。
せっかく月謝を払ってもらったというのに申し訳ないことです。
なんだか向いてなかったのです。
興味がないのになぜ習っていたのか?
まあ、母親が音楽教師だったからやらせたかったのかもしれません。
ギターはジャカジャカかき鳴らしたいのに、クラシックギターは
ポロンポロンって静かな美しい曲が多くて弾きたいって思えなかった。
それが大きな敗因かなぁ。
ピアノもねぇ、何か自分の持っていた激しさを発散出来なかった。
兄弟で音あてクイズみたいなことをやると僕はぺけ。
つまらないからヌンチャクを振り回して雄叫びをあげ、漫画を描く。
それが僕の子どもの頃の日常だった。
ただ、一度だけ兄のピアノとセッションしたことがある。
兄はゴジラの伊福部昭が好きでよく演奏していた。そこへ太鼓で参加したのだ。
一度だけドラムセットで叩いたことがあってすごーく楽しかった。
たぶん太鼓は落ち着きのない子供に向いていたのだろう。
結論。習い事は子どもの好きなことを入り口とすべし。
あとは野となれ山となれ。
ちなみに僕は中学生でバレエを習い、2年で舞台に立ちました。
ある意味向いていたのかもしれません。